2020.04.03#ブログ
浴室改修工事 その1
今日から浴室改修工事をアップしていきます。
築20~30年くらいのお宅では、浴室(お風呂)の
リフォームをご希望される方が非常に多いかと思います。
今では、当たり前になっているユニットバスですが
一般家庭に広く普及し始めたのは、30年くらい前でしょうか。
ちなみに、ユニットバスの元祖は、前回の東京オリンピックの開催にあたり
ホテルなどの商業施設などの新築時に施工性や防水性の向上を
うたい文句に採用されたので50年以上前に出来てはいたようです。
しかし、一般家庭に広く普及するまでには、時間がかかったようです。
それまでは、現場造作の浴室がほとんどで浴槽を据えた廻りに
モルタル・タイル・バスパネルといった材料で床・壁・天井を
仕上げていました。
なので、そういった現場造作の浴室を解体すると・・・・・
入り口付近・窓廻りなどの壁内部の木材が長期間の
漏水の為、腐り落ちているケースが非常に多く見られます。
私の経験上、腐食の程度に差こそありますが
ほぼ100%どこかしら壁内部の木材腐食があります。
今回、浴室改修工事をしたお宅もご多分に漏れず
窓廻りの木材に腐食が見つかりました。 残念!!
今回は、主要な構造材(土台・柱・梁)には、腐食がなかったので
不幸中の幸いと言えるでしょう!
もちろん補強方法・修復方法や修復範囲を大工さんと相談して
お客様にご了解頂いた上で直します。
仮に土台や柱が腐食していると交換するためには
思わぬ費用が発生してしまいお客様には話ずらいのですが
そのまま、ほったらかして工事を進めてしまう方が不誠実だと
考えてますので、正直に費用に関してもお客様と協議をします。
リフォーム工事は、お客様との信頼関係がとても重要ですね!