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浴室改修工事 その1

今日から浴室改修工事をアップしていきます。

築20~30年くらいのお宅では、浴室(お風呂)の

リフォームをご希望される方が非常に多いかと思います。

今では、当たり前になっているユニットバスですが

一般家庭に広く普及し始めたのは、30年くらい前でしょうか。

ちなみに、ユニットバスの元祖は、前回の東京オリンピックの開催にあたり

ホテルなどの商業施設などの新築時に施工性や防水性の向上を

うたい文句に採用されたので50年以上前に出来てはいたようです。

しかし、一般家庭に広く普及するまでには、時間がかかったようです。

それまでは、現場造作の浴室がほとんどで浴槽を据えた廻りに

モルタル・タイル・バスパネルといった材料で床・壁・天井を

仕上げていました。

なので、そういった現場造作の浴室を解体すると・・・・・

入り口付近・窓廻りなどの壁内部の木材が長期間の

漏水の為、腐り落ちているケースが非常に多く見られます。

私の経験上、腐食の程度に差こそありますが

ほぼ100%どこかしら壁内部の木材腐食があります。

今回、浴室改修工事をしたお宅もご多分に漏れず

窓廻りの木材に腐食が見つかりました。  残念!!

今回は、主要な構造材(土台・柱・梁)には、腐食がなかったので

不幸中の幸いと言えるでしょう!

もちろん補強方法・修復方法や修復範囲を大工さんと相談して

お客様にご了解頂いた上で直します。

仮に土台や柱が腐食していると交換するためには

思わぬ費用が発生してしまいお客様には話ずらいのですが

そのまま、ほったらかして工事を進めてしまう方が不誠実だと

考えてますので、正直に費用に関してもお客様と協議をします。

リフォーム工事は、お客様との信頼関係がとても重要ですね!