2020.09.04#
#0904原因究明
令和2年7月豪雨で被災された方々にお見舞い申し上げます。
お世話様です。
雨漏れ発生に伴う外壁改修工事を行っています。
(写真のシャッター一体型サッシの入替工事は当社で行いました、引き渡し後何度か雨漏れが発生して是正をしてきました(この時まではサッシの交換が原因で雨漏れが起きていると誰もが思っていました)昨年最後の是正をして雨漏れが無くなりましたが、春先の暴風で再度雨漏れが発生しました。今回の施工はお客様から雨漏れの原因究明をして改修して欲しいと依頼があり工事を行うことになりました)
赤丸のサッシに雨漏れが発生します、上枠のサッシビスが雨水の出口になっていました。
外壁を解体して原因が分かりました。
原因①バルコニーアルミ笠木・手摺部分
アルミ笠木に手摺が取り付いているタイプなんですが、手摺の付け根の樹脂が劣化していて、雨水を侵入させていました。
アルミ笠木を施工するときには太めのビスを使いアングルを固定します、そのビスから雨水が浸入していたと考えられます。
この雨水が1階サッシのビス穴から出てきたと考えられます。
原因②バルコニー手摺と外壁の取り合いの雨仕舞
防水紙の施工不良と考えられます、壁と手摺の取り合いは防水紙の張り方を間違えると雨水の逃げ場がなくなり室内に浸入してきますので雨水の抜け方を考えて施工しないといけません。
(外壁と手摺の取り合いは雨仕舞が難しく、30年位前には雨漏れの原因で一番に考えられていました)
原因②下屋と外壁の取り合い
こちらは雨仕舞の施工手順が逆になっていて、バルコニー笠木から侵入してきた雨水を室内に取り込んでいました。
原因を是正して防水紙を施工したところです。
下屋の取り合いも雨仕舞をやり替え、防水紙を施工したとこです。
この状況で一週間程度様子を見ました、急な雷雨、雨の日も雨漏れの発生はありませんでした。
次はサイディングの施工を行います。
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