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K様邸地盤改良工事①

OB様です。
自宅が少し傾いているのではと、営業が相談を受けました。
住宅の地盤に詳しい専門業者と、レベル調査(水平調査)を行いました。
結果、お客様の話しの通り北方向に傾いていました。
(北面が斜面になっています)
専門業者と打ち合わせを行い、鋼管杭圧入工法で施工する流れとなりました。
*鋼管杭圧入工法とは既存の基礎下(庭から穴を掘って侵入します)に鋼管を建物反力を利用して支持層まで油圧ジャッキで打ち込む工法になります。
(鋼管杭は1本75㎝なので、溶接、圧入を繰り返します)

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施工開始です。
南側は資材スペースで使わせてもらいます。
(お客様のスクーターの出入りがあるので注意しています)

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鋼管杭にです。
1本75㎝になります(16.5パイ)。
これを1本ずつ油圧で打ち込み、溶接でつないでいきます。
(穴を人力で掘りながらになります)

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北側に2か所侵入用の穴を掘っています。
北面の既存基礎が深基礎になっているために、2~2.5m人力で掘り下げています。
掘った土を土のう袋に入れて、搬出します。
東面が竹やぶですので蚊が多く香取線香をたいて作業しています。

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穴を上から見てみるとこんな感じです。
黄色い太いホースは空気を送り込んでいるダクトになります。
右面が基礎になります、布基礎の形状がよくわかります。
右側の白い筒は、雨樋の配管になります。
黒い線は、溶接の配線になります。

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こんな感じで土の搬出を行います。
2トントラックで1日、2回の搬出を行っています。
(ちなみに埋戻しに使いますので、資材置き場に一時ストックになります)

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