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#0313#外装リフレッシュ工事#桁まとめ

お疲れ様です。

先日行った桁改修工事のまとめを掲載します。

担当営業と現場調査に行きまして、お客様から桁が腐食していると聞きました、屋根なので専門の人に補修して欲しいと相談を頂きました。

足場を施工するので、同時に外装塗装の見積りも提出しまして、今回、外装塗装工事も依頼いただきました、ありがたいですね。

足場を架けまして桁を確認してみると・・・結構な腐食です、触ると桁が崩れます、黄色い丸の部分です。

桁正面の化粧板金を止めている釘から雨水が浸入して腐食が始まったと考えられます。

改修方法としては、腐食部分をできるだけ撤去して、その部分を埋め木して、最後に化粧桁全体に板金を被せると考えてみました。

板金化粧カバーを撤去して、腐食部分をカットしたところです。

軒天から下の部分がきれいに?撤去でしました、きれいに撤去できた訳は次に説明します。

埋め木をして親方の作業は終了です。

この埋め木材も現場で加工しています。なぜ加工という表現を使っているかと言いますと、新築当時だと柱の寸法は3×3と言い100×100(単位は㎜)です、現在の柱の寸法は

3.5×3.5と言い105×105です、5㎜ほどサイズが違います、その分も現場で加工しています。

(3×3の柱材は、材木屋さんでも在庫を置いてませんので3.5角の柱を現場で加工します)

二階付近から、桁を見上げたところです。

この化粧桁なんですが、分かりやすく言いますと柱が二段になっています、本来の桁でしたら105×210(単位は㎜)なんですが、今回は105×105が二段になっていました。

親方と話していたんですが、桁が二段になっていたので一日で施工は終わりましたが、本来の桁でだったら腐食部分の撤去でかなり時間がかかり、埋め木の完了まで丸2日は掛かったんじゃないかと思います。

親方の作業が終わるころ塗装屋さんから軒天の表面が剥がれそうなんで見てくださいと相談されて、確認すると・・・表面にひび割れが入って剥がれそうです。

大屋根の軒天の剥離しそうです、私の見解なんですが、塗装屋さんが高圧洗浄で外装の汚れを落とすと、このような現象が起こるのかなと考えます、覚えておかないといけませんね。

急ぎ担当営業と相談して対応を考えたいと思います。

埋め木部分を下塗りして、ひと安心です。

工事の終盤で化粧板金を予定しています。