2020.09.15#ブログ
大谷石塀 改修工事 ①
皆様、大谷石をご存じでしょうか?
昭和30年代頃から宅地造成や住宅の外塀などに多く使われている石です。
下写真を見て頂ければ、見たことがあると思います。
どうでしょうか?
皆様のお宅の近所にもこのような塀があると思います。
多くは、栃木県宇都宮市の北西部、大谷町で採掘されている凝灰石で
軽くて柔らかく加工性の良い石です。
しかしながら、その特徴から風化が早いのが難点で
おおよそ30年経過くらいから表面が剥がれ落ちる場合があります。
今回、改修工事を施工させて頂いたお客様の場合も表面が剥がれ始めています。
補修を含め建物の外壁と同様に吹付・塗装仕上げを致しました。
では、工事の様子をご覧下さい。
最初に下段部分の剥がれ落ちた箇所を軽量モルタルで補修します。
次に全体を軽量モルタルで平らな下地を造ります。
今の時期なので2日~3日養生期間をとって、仕上げに移ります。
仕上げの様子は、後日アップします。