2017.08.31#
基礎工事・コンクリート打ち
お疲れ様です。
コンクリート打ちです。
ポンプ車をセッティングしてコンクリートを打ち込みます。
ミキサー車を駐車して生コンをポンプ車へ流し込みます。
(生コンクリ―には、設計基準強度があり、その仕様通りにコンクリートの手配をします)
生コンクリートの試験で、現場で生コンを採取します。
(簡単に言いますと、手配した生コンクリートが設計基準強度がとれているかの確認ですね)
①スランプ試験 ②空気量測定 ③塩化物イオン濃度試験の3つの試験を行います。
少し解説します。
①スランプ試験・・・生コンの流動性を調べます、柔かすぎると余剰水が残るため、ひび割れが発生しやすくなります。
②空気量測定・・・コンクリートの流動性と圧縮強度を検査します。空気量が多いほど圧縮強度が下ります。
③塩化物イオン濃度試験・・・コンクリートの中に含まれる塩化物イオンの濃度を測定して、錆びの発生のしやすさを検査します。
*テストピース6本を採取して圧縮強度試験を行います、28日間水中に漬けておき、圧縮試験機にかけて、強度を確認します。
(インターネットで調べてみました)
コンクリートを打ち込んで、左官屋さんがコテで土間を押えています。
この作業をしないと土間がひび割れをおこします、大切な作業です。
完成ですね。次はアンカーセットと立ち上がりの枠組みになります。
センターの置場に戻るとカエルが配管から顔を出していました・・・毎年、この時期にみますね。